和歌山県知事選 現職の仁坂氏が3選 12月1日 4時12分(NHKnews web)
任期満了に伴う和歌山県知事選挙は先月30日に投票が行われ、無所属の現職で、自民党、民主党、公明党、社民党が推薦する仁坂吉伸氏が、3回目の当選を果たしました。
和歌山県知事選挙の開票結果です。
▽仁坂吉伸(無所属・現)当選、26万6093票。
▽畑中正好(無所属・新)、5万4164票。
現職の仁坂氏が3回目の当選を果たしました。
仁坂氏は和歌山市出身の64歳。
経済産業省の製造産業局次長やブルネイ大使などを務めたあと、平成18年の知事選挙で初当選しました。
今回の選挙で、仁坂氏は、自民党と公明党に加え、初めて民主党と社民党からも推薦を受け、2期8年の実績を強調するとともに、人口の減少が進む和歌山県の活性化や、南海トラフの巨大地震への備えなどに力を入れると訴えました。
その結果、推薦を受けた各党の支持層に加え、支持政党を持たない無党派層などからも幅広く支持を集め、共産党が推薦する畑中氏を抑え、3回目の当選を果たしました。
仁坂氏は「残された県内の課題を一日も早く解決することが、私に課せられた義務であり、任務だ。防災やインフラなど、たくさんの課題にどんどん取り組むことで、和歌山県を元気にするため、全力を挙げて頑張りたい」と述べました。
投票率は39.65%で、前回の43.37%を3.72ポイント下回りました。
wakentiji