3月2日月曜日4時起きる。5時20分朝食、今日の朝一ニュースは~「大阪都構想」について~

 90年前は「輝かしい(大大阪市)は愈々けふから實現面積は東京の二倍人口は世界第6位これを築き上げた市民の(金と人)の力」と1925年4月1日の大阪毎日新聞朝刊の見出し記事。

 当時の関一市長は住宅過密問題を解消する「住み心地よき都市」を百年の計に掲げ、メインストリートの御堂筋拡幅、全国初の公営地下鉄開業といった業績を残した。

 32年の東京市の市域拡張まで大阪市は人口1位を維持し「大大阪」と称された。70年の大阪万博を過ぎると首都圏の一極集中が進み、本社を移す企業が相次いだ。

 東京との経済格差が開くばかりの再生策として登場したのが「大阪都構想」である。大阪市を五つの特別区に分割する協定書議案が議会に提出された、大阪府・市の二重行政解消が狙いで府が成長戦略を担い、特別区は住民サービスに徹する制度。

 5月に実施される見通しの住民投票で賛成多数ならば大阪市は消滅する。先人の築いた歴史に幕を下ろすかどうかを決めるという市民の役目は重い、経済の地盤沈下だけでなく、急速な高齢化、高い生活保護率や失業率が示す貧困の問題にも直面する。~都構想は日本全体の問題でもある~